【Youtube】https://www.youtube.com/channel/UCyeziwEsiWCedzoOMRqTvew?view_as=subscriber
【VANSHOT 公式サイト】https://takeman1225.wixsite.com/vanshot
【Twitter】https://twitter.com/Dr_papan1964/
【Instagram】https://www.instagram.com/takehisam/

 

肩で振るのがスティックだなー。12打目

2016.10.06 Thursday

ドラムの演奏は千差万別と言っていいほど、様々なスタイルがあるように思う。

がしかし、大体は大別できるようでグリップに現れているんじゃないだろうか。

 

書くいう私は、そもそもレギュラーグリップ(ジャズやブラスバンドのパーカッション担当で採用率が高いやつ)、が本流だと思っていて高校時代はそれでペチペチやってた。

その頃の友人達は、やたら親指側を上にして持つ方法を(多分当時のドラマーのライブ写真やビデオを見て思ったんだろうけれど)正しいと思いやってた。

これには当時から私は否定的で「それじゃ手首の動きがうまく伝わらないよ」と反論しては「なんで?プロはそうやって持ってるやんか!」と無視されたものだw

 

しかし、このところのたった4時間のレッスンだけで、その思いは大きく変わってきたのでした。

 

 

『パワーは要らない。降ろしたら上げるパワーを打面から拾い、上がったら降ろすのは腕の重さを使う』

 

音が出ないのは、上げてないから。

 

上がったら下げつつ打った打面からリバウンドをもらって次の上げにつなげる・・の繰り返し。

それで十分リズムが刻める。

 

先生が話すこれは、本当に真理だと思った。

 

 

ここからは、少し理屈っぽくなるけど、読んでほしい(間違いがあったら華麗にスルーヨロシクw)。

 

手首の返しとスマッシュ力(読み=りょく、カタカナの「カ」じゃないよw)で打面に当てるスティック捌きでは、音の最大値は当たる瞬間に決まる。スティックが打面に当たるときの瞬発力が音のパワーに換算される仕組みだからだ。

 

これはボクシングのパンチと同じで、当たって引くときに発生するそれぞれの速さで決まる。

大きな力で当てる瞬間同じぐらいの速さで引くと、恐ろしいぐらいのパワーが出る。ボクシングはこれがハードパンチャーの条件になっていて、なので彼らの腕の筋肉は押す側だけでなく引く側も鍛えている。

 

そして、ドラマーがこれを行おうとすると、残念ながら細い手首についている腱では限界があるので、様々な筋肉を付けても如何せん生きてこない。手首についている筋肉は、腕の筋肉と違い、腱とそれを支える骨、軟骨しかないからだ。

そのためボクシングと同じ理屈で打面に力を与えようとすると、肩と腕の筋肉を鍛え(押す側引く側の筋肉を鍛え)、手首がそれについてこれるように腱も鍛えなければいけない。もし腱がついてこれないと、それよりも体側についている腕の筋肉が出す力に耐えきれなくなり痛めてしまう。

 

人体の構造を紐解くと、どうすればいいのかが判ってくる。

 

腕の筋肉の断面積と手首や手のひらにある腱や筋肉の断面積を比較すればわかることだ。力とは筋肉の断面積に比例して大きくなるので、腕と同じくらいの断面積を持つ掌でないと、耐えられないのは当たり前なのだ。

 

スティックを握る支点も重要で、腕を上にあげて振り下ろす時に、肩が支点になっているはずなのに、手首の返りで打とうとするとスティックを持っている部分で摩擦という物理現象でパワーが減る。その分を稼ごうと手首でこれまた無理をする。

結果、繰り返される腕からのパワーに負けて手首が腱鞘炎という残念な病気に罹患してしまうわけだ。

 

話を聞くと、もっともな話なのだ。

 

前述の話に戻るけれど、親指を上にするグリップは、腕とスティックが一直線になる奏法。叩くとき親指の付け根が上を向き、肘と手首の延長線上にスティックの先端があるはずだ。

この時、肩は動いていないように思えるけれど、実は動いている。野球でいうとボールを投げる方法と同じなので、回転半径は自ずと肩が中心になり、肩から離れるほど伝わるパワーは大きくなる。

しかし、これだとスティックと肩の距離を遠くにしないと永遠に同じ大きさの音しか出せないので、手首のスナップや反動・筋力などの他の要素で打面に力を与えて大きくすることになる。

つまり、体力が要るようになる。そして前述のような辛い疾患を生む原因ともなる。

 

私が学んでいる奏法はグリップがそれとは違い、小指や薬指が重要な役目を持っている。肘と手首とスティックの関係はTの字に近い。スティック先端は手首から90度に近い角度で内側に入り込み、親指は横になる。

そして、スティックを支えているのは手首に近い場所で、人差し指や親指はプラプラなのだ(逆にプラプラに「なってしまう」)。

 

手首に力は要らない(力を余分に入れなくていい)。

むしろ手首は、肩や肘の動きについてくる感覚で、練習してきて分かってきたことだが、一番重要なのは肩だった。

 

肩と肘が作り出す「振動」がスティックに伝わる感じ。振っている間、グリップは限りなく脱力していて、強く握っているのは薬指と掌。肩と肘の振動がグリップ付近で支点となりスティックが同じ振動で振れている様だ。

鉛筆の真ん中をつまんでプラプラすると鉛筆の根っこと先端が同じふり幅で動くのと原理は同じだと思う。

 

肘と肩の振動を上げればスティックもそれに合わせて上り、下げれば同じように振動が下がる。つまり、ここで強弱が出せる。

 

話を総合すると、肩と肘の周りの筋肉は、その力をいかんなく発揮し、スティックを通じて打面に伝わる感じだ。

手首で変に力んでいないので、とても柔らかく音を変化させられる。

リズムを早くするなら、この振動を早くすればいいし、これは手首を使う運動よりもたやすい。なぜなら腕の筋肉には運動に十分な断面積があるからだ。

 

この奏法の凄いところは、本来もっている腕の重さとそれを支えている筋肉の量だけで、あらゆる強弱の音が出せる事。

勿論ある程度の筋力を付ければ、もっと強弱の差が付けられるだろう。それに、しなやかな動きには、それなりの筋量が必要だし関節が固いと振動の振り幅がそれこそ狭くなるので、柔軟性も大事になる。

 

もしこの奏法ではなく、従来から伝わっている親指を上にするグリップでドラムを覚えてしまった場合、相当矯正しないと身に付かない奏法だと思う。なるほど、やってみるとわかるんだけど腕や手首の使い方(そもそも手首は、ほぼ使わない)が全く違うからだ。

 

そのうち練習風景の動画でも上げて見せちゃおうと思うw

マッサンcomments(0)♪-♪-♪-♪レッスン♪12:20♪
コメント
コメントする








   

        

管理者&筆者紹介

ニックネーム=Take(マッサン)Sige
1964年生まれ。
音楽との出会いは高校時代まで遡るw
知人のライブ活動に触発されて、高校の時に果たせなかった「TAMAを叩きたい」という夢だけを追い、近所のスタジオへ行ってみたことが切欠でドラマーになることを決めたオッサン。
妻、息子の「五月蠅い」という小言にめげず日夜練習に、水曜の昼間は生ドラム練習にいそしむ。
バンドVANSHOTのリーダーw

ドラムランキング
にほんブログ村 音楽ブログ ドラムへ
にほんブログ村
↑よかったらお好きな方をポチっと!↑

日付けを選択

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

新着記事

コメント

今までの記事

テーマごとに読む

リンク

検索する

その他

Qコード

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM