左利きで右手はパワー、左手は器用・・なドラマーの道は?51打目
2017.07.30 Sunday今日、YouTubeとかWikiで、バディ・リッチ に影響を受けたと思しきドラマーさんを検索して色々見てた。
バディ・リッチは、言わずもがなジャズドラマーでは超有名な故人なのですが、先生から名前を伺い(そもそも好きなドラマーというか知ってるドラマーはYMOの高橋幸宏のみだった)、動画をみるにつけ「これはすごい人だ!!」と感動したのです。
事の始まりは、昨日(2017/7/29)の会社で行った懇親会(いうなればBQQパーティー)で、取引先の方に元ドラマーが居て、FaceBookでも私がドラムの写真を載せていたことから、お互いに話しをしたかったところだったので、タイミングをみてその席で話題になったのでした。
「で、〇〇さん、いつからドラムやってんの?」
『去年の、こんな時期からですね。昨年末までレッスン受けてました』
そんな会話からいろいろ出ました。あいだに別の方が合いの手のように「ドラムって、面白そうですね」とか「へー、そんなものなんですか」など適度に会話が盛り上がって小気味いい。ビール片手に暑い中、熱弁を振るう、おとーちゃん3名。ま、好きな事の話題には夢中になるのが男の特権なわけです(女性もそうですね^^)。
その中で
「中高やってたんですよ。で、好きなドラマーっていうか、この人のドラムすげーって思ったら、名前調べて、今度はその人が使う機材調べたり、同じ機材使ってる人は?とか、その人に影響を与えたドラマーは誰とか、もう、いろいろ調べまくってました。とにかくあらゆる曲を聴きましたね。好きでもないバンドやグループでも、そのドラマーから何かもらうつもりで。」
という言葉。
結構これが、引っかかった挙句
「僕、実際、ドラムの音聴くと【あー、この人、〇〇の影響受けてるな】って大体わかりますよ」
との事。なんでも高校の頃、別の学祭に呼ばれて叩きに行ったり、プロの付き人やらない?って誘われたりもしたという強者。いやー世間は狭いというか、すごいつながりですね。いったいこれはどういう流れ?
と、この時の会話を休日の変な時間に思い起こし「バディ・リッチに影響を受けたであろうドラマーを知っていこう」というネットサーフィンの旅に出たわけです。すると、一人のドラマーに目がとどまりました。
サイモン・フィリップス その人です。
TOTOのドラマーも務めていた方(TOTOは【砂の惑星】という映画の映画音楽も手掛けたことで知っています)。要塞のようなダブルバスに囲まれて、縦横無尽にスティックを振るうオープンスタイルの奏者。カッコいい!ドラマーと言えばダブルバスは憧れですよね。
と、、え、何オープンスタイルって?
Wikiに目を走らせると「右手でスネア、左手でHHを叩く」とある。
通常のドラムは左右の手がクロスして、右利きの場合、右手がHH、左手がスネアなんですよね。
で、私の場合、右と左の両方が利き手みたいなもので、これが何とか生かせないか・・と当初は思っていました。もっとも、右手でHH、左手スネアの打ち方に疑問も違和感も何も感じなかったので、これで行く・・と練習を重ねてきていました。
わたし、不思議な感覚の持ち主でして、ラケット(テニス・卓球)やハサミ、包丁、ノコギリ、ハンマー、箸といったものは左手で、ボール、バット、文字、クラブといったものは右手を使ってるんです。特に使い分けている訳じゃないんですが、使いやすい方を選んでやってたらそうなってしまいました。
文字は元々左だったのを矯正、箸はついぞ右では使えない。ただし、フォークとナイフは、左フォーク、右ナイフなんです。
そして、そして。
このタイミングでこの人の存在を知り、オープンスタイルっていうのに興味がわいた訳です。
私の場合、クロスするのが嫌というわけではないけれど、折角のパワーヒットを主とする右手の使い方が、HHでは少々もったいなく感じるわけです。かといって、完全に左右逆(左利きの人がクロススタイルにすると、左手HH,右手スネアで、バスが左足のペダルになるようです)は、違和感ありまくり。
もしドラムのセッティングにそれほどルールが無いなら、ひょっとしたら、HHとスネアだけオープンで、バスは右キックもありなんじゃないか??と思った次第です。
オープンスタイルのメリットは、右でHHを演奏しない分、フリーの状態が多くなって他の楽器を扱いやすくなるとの事。
うーん、これはちょっと試したい。。
と、レッスンもままならないまま、ちょっとやってみたくなったので、次の水曜はスタイルを変えて演奏動画を撮ってみようと思います。